ITで「ひと」と「まち」のいい関係~すべての世代にやさしいITを

人との「出会い」と「出来事」から始まる物語

TRYWARP パソコン教室 福山教室


それは大学生が立ち上げたパソコン教室「TRYWARP(トライワープ)」。

 

退職後、自身の進路を探しに東京の街を歩いていて出会った街「西千葉」。

そこの街で行われていたパソコン教室が「TRYWARP」

 

流通業を退職後、色んな人や街を訪れた。

地域通貨、農業、商店街・・・いくつかのキーワードを設定した。

そこで活動する社会起業家の方や商店街の方といろいろ話をした。

自分に出来ることは何かと・・・。

 

そんな時に、西千葉という街に「ピーナッツ」という地域通貨をやっている商店街があると聞きつけ訪問。

元商店会長の海保さんを訪ね、色々とお話を伺った。

そこで紹介されたのが大学生が立ち上げたパソコン教室「TRYWARP」だった。

大学生が自分たちの出来ることで地域に役に立とうということで始まった町の仕事。

 

ダブルクリックを高齢者に教えたらたいへん喜んでもらえた。

自分に役に立てる事があるんだと。

 

通常パソコン教室というと資格を取得したり仕事で活かすスキルを高める場所。。。

そんなイメージが払拭された。

彼らの生徒さんに対する目線や温かさ。何か心に響いた。

そして、彼らが目指すものにひどく共感した。

 

それは「まちのこんにちは」だ。

大学生が街で商店街の方にあった時などに「こんにちは」と言える関係を作ろう。

いたってシンプルなキーワード。

 

私は彼らに教えを乞おうと、1年間西千葉へ通った。

自分の両親にも通わせてあげたいと思えるような教室を作ろうと。

代表の虎岩さんはじめ、学生スタッフ等、み~んなが応援してくれた。

 

そんな人ととの出会いで始まった福山でのパソコン教室「TRYWARP」

いろんな所を歩きながら感じた自身の針路は「まちにやさしい仕事」を作ろうという

ITを使った仕事作りから人生の「第2ステージ」が始まりました。

当時ビアホールでアルバイトしていた仲間や大学野球部の仲間、高校の同級生たち

がチラシ配りも手伝ってくれました。

2016年の現在は教室開校5年目となり、生徒さんも平均3年以上の方が多くなりました。

ここはパソコン教室ですが、皆さんがイメージしているのとはちょっと違います。

 

スタッフさんは子育てを頑張っているママスタッフ

生徒さんは子育てを終えられた人生の先輩のみなさん

パソコンという共通の話題から楽しい会話を楽しみながら

み~んなイキイキと学んでいる空間。

ここはもう一つの我が家、そんな場所になりました。

 

すべては生徒さんとの関わりやスタッフさん、みんなの優しい気持で出来上がりました。

 

当時大学生だった千葉のスタッフはみんな社会で活躍していることだろう。

私は彼らの想いをしっかりと心に留めて。

これからもこの温かい場所を作っていきたいと考えます。

 

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